--

--

コメント

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

10

22

コメント

【アート】ロンドンで日本人アーティストの展覧会ラッシュ

ブログを開始したものの、1日坊主で終わっていました……。

気を取り直して、と言うか突発的に、オンラインで読める英文のアート系記事から、気になったものを備忘として掲載したいと思います。
(続くのか?!気まぐれに、多分。。)

今回は『The Art Newspaper』から、日本の現代美術がやっとロンドンでブレイク、という記事です。
Japanese art finally finds favour in London
(Tuesday 21 Oct 2014)

これまでロンドンは、パリやニューヨークに比べると日本の現代美術の受容が遅れていたようですが、今年の秋冬は日本人アーティストの展覧会ラッシュ。

奈良美智「Greetings From a Place In My Heart」展
Dairy Art Centre(会期:2014年10月3日~12月14日)


大竹伸朗展
Parasol Unit(会期:2014年10月12日~12月12日)


宮永愛子「Strata: Origins」展
White Rainbow(会期:2014年10月7日~11月22日)


草間彌生「Bronze Pumpkins」展
Victoria Miro(会期:2014年9月16日~12月19日)


橋本聡 「Nation, Dice, Instruction」(国家、骰子、指示)展
Daiwa Foundation(会期:2014年9月25日~10月18日)


ロンドンで一般的に知られているのは草間彌生と村上隆ぐらいで、大竹伸朗(2010年の光州ビエンナーレ、2012年のドクメンタ13、2013年のベニス・ビエンナーレに出展)、奈良美智(アメリカではBlum & Poe等のギャラリーやアジア・ソサエティで個展開催、その他の国でも展覧会多数)のような大物作家ですら本格的な展覧会はこれが初めてとのこと。

草間彌生は、ルイ・ヴィトンとのコラボレーション以来「どの大陸でも売れる作家」(Victoria MiroのGlenn Scott Wright氏)。ロンドンでは2012年にテート・モダンで大きな個展がありました。村上隆については世界各地で大型の個展が開催されていますが(2001年、2002年のカルティエ財団、2001年、2007年のボストン美術館、2007年のシカゴ現代美術館、2009年のグッゲンハイム・ビルバオ、ベルサイユなど)、ロンドンではまだです。
記事では、草間・村上の両氏が強いのはガゴシアン・ギャラリーがついているからだとされています。

商業ギャラリーの影響力以外に挙げられている、団体・公的機関による支援のくだりが興味深いです:

●日本財団:
・UKで開催される展覧会に各5,600ポンドを助成。
・所蔵品の展覧会も企画。2001年に全英8カ所を巡回した「Painting For Joy: New Japanese Painting of the 1990s」展(村上、奈良両名の初期作品含む)など。

●日本政府
・これまでは伝統文化の紹介が主で、存命作家のアピールには不熱心(特に中韓に比べて)。
・文化庁が最近新たな支援事業を立ち上げ。計1億円の予算で、20の画廊等が国際的なアートフェスティバルやフェアに参加するのを支援。

文化庁の新規事業というのはこれですね↓
・文化庁、「優れた現代美術の海外発信促進事業」の募集開始
http://www.art-annual.jp/news-exhibition/news/35585/
・優れた現代美術の海外発信促進事業の募集について
http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/07kokusaikoryu/26_kaigaihasshin_boshu.html

私の知る範囲では、宮島達男が80年代の終わりに「大地の魔術師たち」展、ベニス・ビエンナーレの「アペルト」で国際的に注目され、90年代にはロンドンのアンソニードフェイ・ギャラリー(当時)がついていました。
1997年にはヘイワード・ギャラリーで個展が開催されています。
私の知識が中途半端なので分からないのですが、それ以降、前述の日本財団による2001年の展覧会まで、日本人アーティストは特に大きく取り上げられていなかったのでしょうか。
具体の作家はそれなりに認知されていた印象を持っています。

それにしても、今回の展覧会ラッシュはすごい。
現地でどういう反応があるのか気になります。

スポンサーサイト

プロフィール

なお(nnnnnao)

Author:なお(nnnnnao)
翻訳者。
分野は契約書とビジネス一般。美術や舞台芸術も守備範囲です(主に英→日)。

最新コメント

月別アーカイブ

カウンター

検索フォーム

QRコード

QR

Designed by

Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。